十人十色といわれるように、人はそれぞれ色≠ニいうものを持っています。しかしながら、私たちは自身の色というものを見定められなかったり、または他者の色をうらやましいと思ったり、他者とくらべてねたんだりさげすんだりします。その行為によって、私たちは思い悩むのです。
 私≠ニいう存在は、この世界で唯一であり、かけがえのない自身であると気付いたとき、あるがままの色で輝くことができるでしょう。そんなことを野に咲く小菊は、私たちにそっと教えてくれているのかもしれません・・・
(2012年9月)