お盆には亡き人が還ってくるといわれます。この時季になると、自然に親しかった亡き人を想うのが、私たち日本人ではないでしょうか。日常の営みにおいては、死ということを意識することは少ないでしょう。ときには、あえて死ということを避けることもあります。しかし、生きているということは、必ず終わりがあります。もっと言えば、終わりがあるからこそ、人生なのです。生も死も含めて、私たちだと心から感じたとき、真実の生き方を歩むことができるのです。そんなことを感じるお盆のよき風情です。
(2019年8月)
2019年  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月
2018年  1月  2月 3月  4月 5月  6月 7月 8月 9月 10月  11月  12月
2017年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 10月 11月 12月
2016年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2015年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2014年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2013年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2012年 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月